こんにちは、鈴木領一です。
夏らしい日が続くようになりましたね。
さて、今回はとても大事なお話をします。
自分の限界を超え、夢を実現するるための方法についてです。
長文ですが、是非、最後まで読んでください。
4つの章に分かれていますので、
私が初めて告白する話もあります。
あなたはラインの内側か、外側か
今から十数年前の話です。
私はまだ独立する前で、
出席率の悪い不良受講生でしたが、ある日、有名な若手起業家が講師として来ることになり、私はめずらしく積極的に出席しました。
私とほぼ同世代の起業家でした。
彼の講義をビジネススクールで受講していた時、
俺はなぜここに座っているのだろう???
この言葉がよぎってから後は、
彼が私の前で講演し、私は大勢の受講生と同じ席で、
いつまで俺はここに座っているんだ???
ここに座っている限りは起業することもなければ、起業家として同じステージに立つことはできない。
ビジネススクールに通っていても、起業家側から見れば、俺は幼稚園にも入っていない男である。
私と彼との間には、世界を隔てるラインがあったのです。
しかし、彼の講義を熱心にノートに取っている大勢の受講生は、私と同じ感覚を持てなかったようでした。
スクールの受講生は彼の講義に感動し、
一方、私は完全に興醒めしていました。
スクールで学ぶことが、何もかもバカバカしく思えたのです。
俺はこんなところにいる人間ではない。
はっきりそう思ったのです。
私はすぐに独立へ向けて準備を始めました。
そして、彼の講義から3か月後には独立し、
しかし、スクールに通っていた同期数十名は、
そして一人前に、
それが恥ずかしいとも思わないのです。
彼らには、起業家と自分を隔てるラインが見えないのです。
ラインの外側にいることに、今でも気付かないのです。
見えないからいつまでも憧れるだけで起業家になれないのです。
これは、起業だけの話ではありません。
豊かさと貧しさを分けるライン、モテるとモテないを分けるライン、自由と不自由を分けるライン…
自分がラインの外にいるのか内にいるのか、
あなたに目指す夢があるのならば、
あなたが、あなたの夢を実現するには、
そして、ラインは、必ず越えられるものである、
人間が設けたラインは、しょせん、人間が設定したものです。
必ず越えることができます。
それがいかに不可能に見えたとしても。
それを教えてくれる事例をお話ししましょう。
これも私の体験談です。
法律を変えた私
何年も前の話です。総務省である法案が発表されました。
法案は国会で審議され、1年後には国会を通過する見通しでした。
しかし、この法案が通過し法律として確立してしまうと、
その産業はメジャーな産業に比べれば小さく、
でも、この産業で事業を営む会社はすべて廃業することになり、
私はこの産業の中の一つの会社社長から相談され、
総務省に電話をし、法案作成担当の部署の役人にアポを取り、
そして私は、この法案が通ることによって、
最初のアポから数か月間、私の総務省訪問は続き、
考えられる限りのデータを集め、
そしてある日、総務省から「法案を修正することになった」
その瞬間に、私が守ろうとした産業は“死”を免れたのです。
修正された法案が国会を通過したことを新聞で確認した時、
法案を変えることなど不可能だ、と誰もが思っていたからです。
私も最初はそう思っていたのです。
しかし、やらなければ終わる、やらなければ産業が終わる、
必ず突破できるはずだ、という根拠のない自信だけが支えでした。
この経験は私の社会観を一変させてしまいました。
中央突破せずに 外野で吠える だけの人が虚しく見えるようになりました。
外野で吠えても何にもなりません。
目立つかもしれませんが、
中央突破せずに社会を変えることはできないのです。
ラインを越え、向こう側に行かない限り、
総務省での経験は、後に、
詳しくはまた別の機会でお話しますが、
政治家に会わずに政治を批判するな
私のポッドキャストを聴いている方はご存知ですが、
数年前、私は政治に関心がありました。
しかし、これまでお話したように 外野で吠える ような人間にはなりたくありませんでした。
政治を批判したり、政治家を批判するなら、
しかし、当時は政治家との繋がりがありませんでした。
ほとんどの人ならそこで諦めて、
でも私は違います。
繋がりがないことが、ラインを超えらないという意味ではない、
私と政治を隔てるラインを超える、これを徹底的に考えて、
会いたい政治家のツイッターに連絡する、という方法です。
テレビによく出る有名政治家でしたが、
さらに私のポッドキャストで多くの人に広くお話を伝えることがで
早速実行すると、即答で「お会いしたい」
この瞬間、私は、私と政治を隔てていたラインを超えました。
実際にお会いして政治の裏と表、
その後、政権を獲得されてからも親しくさせていただいています。
マスコミでは絶対に出てこないオフレコのお話も聞かせていただき
ラインを超えた後は、政治を見る目が180度変わりました。
マスコミで流れる嘘、
そしてラインを越えずに吠える人の声が、
それほど、ラインの外と内では違うのです。
ラインを超えるには、閾値(しきいち)を超えること
水に熱を加え続けると、沸騰します。
それまで変化のなかった水が、突如として泡立ち、
沸騰する100度という閾値(しきいち)を超えたからです。
閾値を超えない限り沸騰しません。
しかし、いきなり水が閾値に達することはできません。
ゆっくり温まり、徐々に熱くなっていくのです。
これと同じように、ラインを超えるためには、
そのためには、やはり1%アクションなのです。
小さな1%アクションを継続していくと、ある段階から、
その瞬間が心の閾値を超えた瞬間です。
それまで躊躇していた気持ちが壊れ、
心も水と同様に、ゆっくりゆっくり温めて、
その方法を間違うと、温まることもなければ、
自分が何を求めているのか、と心の奥底を見つめ、
その積み重ねが、ある瞬間に閾値を超え、