こんにちは、すずりょうです。
今日はクリスマスでしたね。いかがお過ごしでしたでしょうか?
私は家族と一緒に過ごしました。
今年はコロナ自粛が明け、ようやく通常のクリスマスが戻ってきたかんじです。
東京都内もイルミネーションなどで華やかで、なんかとても落ち着きます。
さて、今日は、私の人生を変えた『自己創造の原則』についてお話しします。
ジョージ・ウェインバーグ博士が提唱した『自己創造の原則』について、拙著でも解説しています。
もう一度、この原則をみてください。
「あなたが行動したとします。すると行動の動機をさらに強めることになります」
実にシンプルです。
ジョージ・ウェンバーグ博士の本には、次のようなエピソードが紹介されていました。
ある時、ジョージ博士のところに、一人の女性(キャサリン)が相談に来ました。
キャサリンはこう言いました。
「先生、私は一年前に主人を病気で亡くしました。
今はようやく、気持ちの整理ができました。
でも、最近、たった一つのことが決められずに悩んでいるんです」
それは何ですか? とジョージ博士は聞きました。
「主人の写真を入れたフォトフレームをどこに置いたらいいか迷っているんです。
一番いい場所が決められず、こんな些細なことで悩むなんて・・・」
ジョージ博士は言いました。
「奥様、あなたは、
ご主人のフォトフレームをどこに置けばいいのかと悩んでいるのではなく、
ご主人のことを、あなたの心のどこに置けばいいか分からなくなっているのです。
フォトフレームの場所を変える度に、あなたは、
ご主人のことを、心のどこに置けばいいか、さらに分からなくなっているのです」
キャサリンは、ご主人が亡くなってしばらくして、素敵な男性に出会いました。
寂しい心を癒やしてくれる、とても優しい男性です。
しかし、キャサリンは、その男性と交際することを決められなかったのです。
亡くなった主人を忘れていいのか、、、
その迷いが、ご主人のフォトフレームをどこに置けば良いのか、という行動に現れていました。
彼女はフォトフレームを動かす度に、
「私は主人を忘れていいのかどうか分からない」という思いをさらに強めていたのです。
ここに『自己創造の原則』が働いてたことに気づきましたか?
私たちは、無意識に行動をしていますが、その背後には、“動機”が隠れています。
私が、初めて『自己創造の原則』に出会ったのは、大学生の頃でした。
私は大失恋(一方的にフラれる)を経験し、
あまりのショックで、部屋に引きこもってました。
彼女の手紙を読み返してはため息をつき、どうすることもできない現実に打ちのめされていました。
久しぶりに外出した時、近所の小さな書店で、ジョージ・ウェインバーグ博士の本に出会ったのです。
少し立ち読みすると、超シンプルな博士の教えに、目が釘付けになりました。
「あなたが行動したとします。すると行動の動機をさらに強めることになります」
この一文で、私の思考に革命が起きました。
私の思考は、私の“行動”によって強化されていたんだ!!
私が部屋でゴロゴロして、彼女の手紙と読む度に、
「私は彼女を忘れられない。ショックを受けているから部屋でゴロゴロする」
という思考を強化し、さらに部屋でゴロゴロし、落ち込んでいたのです。
「そんなことをしているから、いつまでも忘れられないのだ!」
と気づいた私は、逆の行動を取ることに決めました。
積極的に外に出て、体を動かす。そのため、ジムにも通う!!
内気でインドア派だった私にすると、全く真逆の行動でした。
しかし、ジョージ博士の理論を信じ、行動によって思考を変えてやろうと思ったのです。
その狙いは的中。
ジムで汗をかき、プールで泳ぎ、カフェで一服する、という実にリア充な(?)ライフスタイルに変えると、
いつの間にか、私の心は積極的になり、明るくなっていきました。
行動を変えると、思考が変わる!
私は確信を持つようになりました。
あれだけ彼女が忘れられないと思っていたのに、気づくと、彼女のことを全然考えていませんでした。
その結果、、、ジムで出会った女性と付き合うようになったのです(^^)
信じがたい変化でした。
私は人見知りが激しく、内気な人間です。
そんな私を好きになってくれる女性が現れるとは、思いもしませんでした。
この想定外の結果になったのも、思考ではなく、行動を180度変えたからです。
思考を変えようと思ったら、いつまでも部屋を出ることはできなかったでしょう。
※思考と行動の関係については、教材『運を好転する法則~幸運を引き込むメソッド~』で詳細に解説します。
もし、あなたが悪い思考の循環に陥っているなら、行動を変えてみてください。
今までしていた行動を止め、全く新しい行動をしてみてください。
1%でもいいのです。
1%の積み重ねで、あなたが想像もしなかった結果を引き寄せます。
そして、次の言葉も覚えてください。拙著でも紹介したジム・ローンの言葉です。
「簡単なことは、やらないのも簡単」
1%でいいんだ、と思ったら、すぐに、今行動することです。
なぜなら、「簡単なことは、やらないのも簡単」 だからです。
1%アクションで、すぐそこにある可能性の扉を開けてください。