こんにちは、すずりょうです。
私はこれまで、特許(日本とアメリカ)を取得したり、クライアント企業にもアイデアを提供してきました。
私がアイデアを提供した企業が、先日、上場を果たしました。
たった一つのアイデアが、状況を一変させてしまいます。
上場を果たした企業は、私がコンサルに入った10年前、「うちの会社は年内までもつかどうか…」と社長が悲嘆に暮れていました。
私は一つのアイデアを思いつき、すぐに社長に提案しました。
社長は藁をも掴む思いで、このアイデアを特許申請し、資金調達に成功し、事業は順調に伸びていきました。
そして、ついに上場するまでに至ったのです。
たった一つのアイデアが、会社の運命を決定的に変えてしまいました。
私はよく「なぜアイデアが浮かぶのですか?」と聞かれます。
昔は自分でもその理由が分からず、「さぁ」としか答えられませんでした。
その後、何度も聞かれるため、時間をかけてアイデアが出るメカニズムを研究しました。
そして、ようやく、そのメカニズムが分かってきました。(以下に紹介する教材でも解説しています)
今、ChatGPTというAIが話題ですね。
実は、ここにヒントがあります。
ChatGPTは、質問すれば何でも答えてくれる優れたAIですが、使いこなすには“正しい質問”をしなくてはいけません。
質問する側に“正しい質問”をする能力がなければ、ChatGPTを使いこなすことはできないのです。
これは、人間の脳も同じです。
アイデアが浮かばない人は、2つの問題があります。
そもそも情報が足りない、という問題と、“正しい質問”ができないという問題です。
情報に関しては別の機会に触れますが、情報があっても“正しい質問”ができなければ、元も子もありません。
面白い話しがあります。
私が知っているトップコンサルタントは、いろんな技を持っていましたが、その中でもユニークだったのが、
「それには3つある」
というテクニックです。
クライアントから意見を求められた時、「それには3つある」と必ず答えるのです。
実は、「3つ」とは何かが分かってなくても、そう答えていました(笑)
3つある、と宣言することで、脳が急いで3つの答えを探すようになります。
自分の脳というコンピュータに、「答えを3つ探せ」と命令しているのです。
これはトレーニングすることで誰でもできるようになります。
最初は「3つ」が難しいでしょうから、「2つ」で練習してみてください。
この課題の答えは2つある、と最初に宣言し、強制的に考えてみるのです。
脳に一定の制約を作ることで、答えを出すスピードが速まります。
トップコンサルタントは、「それには3つある」と答えてから考えていましたが、長年訓練した結果、毎回実に適格なアイデアを出していました。
このノウハウは、私もパクらせていただき、多くのお金を稼がせていただきました(笑)
この手法は、応用することができます。
脳にどう命令するかで、出てくる答えが変わってきます。
多くの人が、あやふやな命令ばかり出しているため、不明瞭な思考しかできません。
あなたが置かれている状況に応じ、それにあった命令や“正しい質問”ができれば、運命を変えるアイデアに出会えるでしょう。