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あなたを変える出来事は、「苦手な顔」をしてやって来る。

5月、この季節は、私が一番好きな季節です。春から夏にかけて、あちこちに生命力が溢れています。

さて、今年の春は激動となりました。北朝鮮の核問題から一気に緊張関係が高まり、日本を取り巻く状況も変化しました。このようにこれまで「当たり前」と思っていた現実が、一気に変わってしまうことが、これからも起こるでしょう。

トランプ大統領は、スキャンダルで自らの足元が揺らいでいるため、外部に視線を向けるように戦争の危機を煽る可能性があります。それはすなわち、私たち日本人の危機にも直結していくのです。

私は昨年から、これまでのレガシー(先人が作り上げた古いシステム)が崩壊すると言い続けてきました。それは日本国内においても、70年以上続いた平和ボケから目を覚まされる事象が起こるでしょう。

あなたを変える出来事は、「苦手な顔」をしてやって来る。

私はコーチングで多くの方の相談に乗っていますが、一番多い相談は、「現状を変えたい」ということです。

ビジネスの現状を変えたい、プライベートの現状を変えたい、困難な現状を変えたい…

コーチングの現場では、相談相手の状況によって細かなアドバイスは変化しますが、一貫して私が伝えていることは、「今できることを1%ずつ積み重ねる」です。

もちろん、「1%」の内容がとても大切ですが、「続けていくこと」が極めて重要であることは言うまでもありません。これが、自分を変えていくための、第一フェーズだと言っていいでしょう。

第一フェーズを超えられる人は、実はそう多くありません。1%を続けることは、とても簡単なことなのですが、「簡単なことは、やらないのも簡単」という言葉通りに、最も簡単なステップで諦める人が多いのです。

逆に言えば、第一フェーズで多くの人が脱落するので、ここを超えると、選ばれたトップ数%の仲間入りになることも十分に可能と言えます。

そして、第一フェーズを超えたところに現れるのが第二フェーズです。

第二フェーズでは、あなたの想像もしない事が起こり始めます。

あなたがこれまで避けていたこと、興味もなかったこと、躊躇するようなことが、次々に起こり始めます。

「なぜ望んでもないことが起こるの。自分がやって来たことは間違っていたの?」

と思うはずです。

避けていたこと、興味がなかったこと、躊躇することは、実はこれからあなたが大きく変革するための最初のドアなのです。

そのサインを誤って理解してしまうと、せっかく現れた変革のドアの前で引き返すことになります。

あなたを変える出来事は、「苦手な顔」をしてやって来る。

この言葉を忘れないでください。

いつも神様は気まぐれなのです。「苦手な顔」にして、あなたを試していると考えてください。

鈴木領一拝

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この記事を書いた人

思考力研究所所長、ビジネス・コーチ、ビジネスプロデューサー、一般社団法人「日本経営コーチ協会」アドバイザー
著書:100の結果を引き寄せる1%アクション他多数

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