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【1%アクション】 落ち込んだ時の逆転裏技

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こんにちは、鈴木領一です。

日に日に涼しくなってきましたね。
この時期はちょっと油断すると風邪をひくことがありますので、十分お気を付けください。

さて、今日は、「落ち込んだ時の逆転裏技」、というテーマでお話しします。

誰でも落ち込むことはあります。

私も当然落ち込むことがあります。でも一つ違うのは、元に戻るスピードが速い、ということです。

私が「精神力が強い」ということでは全くありません。

逆に、私は人一倍精神力が弱いと自覚しています。

ナイーブ過ぎて他人のちょっとした言葉にひっかかり、ずっと気になるような人間でした。

そんな私でも、後天的に「図太く」なったのは、「技術」を習得したからです。

その「技術」の一つを今回ご紹介します。

大前提となる考え方

まず大前提となる考え方をお伝えします。

それは、「人間の世界は、人間が勝手に作った世界であり、いい加減なものである」という前提です。

このお話しだけで何万字も必要な内容になりますので、今回はそのさわりだけお話しします。

人間の世界は、人間が作っている、ということは分かりますね。

しかし、多くの人が勘違いしているのは、人間が作った世界に「正しい」ものがある、という誤解です。

権威ある人、影響力ある人、偉そうな人、学校、親、が言っているから「正しい」のだ、と勝手に思い込んでいるのです。

この「正しい」という考え方が、多くの人を悩ませるのです。

自分の今の状況は、「正しい」状況からかけ離れていている、という思い込みが、必要もない「悩み」を生み出すのです。

人が勝手に作ってきた価値観は、時代とともに変化し、状況によっても変化します。

ある時「正しかった」ことが、時代も状況も変われば「間違い」となるものです。

こんないい加減なものはありません。

もっと俯瞰して、地球の上から人間の活動を眺めているイメージをしてください。

人工衛星の高さから見れば、地上の人間はほとんど見えません。砂粒以下です。

そんな微粒子のように地上でうごめく人間が作った価値観なんて、人間にしか通用しないローカルなものでしかないことが分かるはずです。

しかも、まだまだ人間は進化の途中にあり、宇宙スケールで通用する価値観を見いだすまで、あと何万年もかかることでしょう。

そんな出来損ないの生物が作った価値観なんて、一過性の「とりあえず」の仮の考えであり、後生大事に守らなければならないものではないのです。

まず、この大前提を覚えてください。

マジックワード「それがどうした」

次に、何か嫌なことがあった時、すかさず「それがどうした」と口に出してみてください。

口に出すことが重要です。

「どうしてそう思えるのですか?」と理屈で考えてはいけません。

理屈なしに「それがどうした」と言ってください。

先ほどお話ししたように、この世にある価値観は、そもそもいい加減な根拠で作られているのです。

「それ本当にそう?」と問い続ければ誰も何も答えられないような土台の上に立っています。

それに対抗するには、根拠のない「それがどうした」というマジックワードなのです。

何も考えず、まずはこの「それがどうした」を口癖にしてみてください。

悩みのエネルギーが半減していきます。

悩みのエネルギーが半減した後に、次に悩みの壁を軽く越えるためのテクニックを使います。

そのテクニックについては、次回、お話しします。

 鈴木領一拝

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この記事を書いた人

思考力研究所所長、ビジネス・コーチ、ビジネスプロデューサー、一般社団法人「日本経営コーチ協会」アドバイザー
著書:100の結果を引き寄せる1%アクション他多数

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