こんにちは、鈴木領一です。
季節外れの台風がやってきたかと思ったら、真夏のような暑い日になりましたね。
気候変動だけでなく、地震や火山噴火も増えてきています。
地球の大きな変化の時代になりました。
日頃から防災対策を心がけましょう。
ちなみに私は、外出するときには必ず携帯リチウムバッテリーを2つ持っていきます。
2011年3月11日に東京都内で被災し、最も不便だったのが携帯のバッテリー切れでした。
バッテリーが切れると連絡が取れなくなり、最新の情報も手に入りません。
停電になると充電もできなくなり、連絡手段がなくなってしまいます。
まずは自分の生存情報を家族に伝え、最新情報を入手して次の行動に備える。
そのためには、通信手段を必ず確保しておくことが最も重要です。
是非、参考にしてください。
お金に困っている人のフレーム
さて、前回、「収入を左右するお金のフレーム」 について解説しました。
お金に対する考え方=フレームが変化しないと、新しいことへのチャレンジもできなくなります。
お金に対するフレームが弱いと、お金に対する強いフレームを持っている人に、簡単にコントロールされてしまいます。
この世の中には、「コントロールする人」と「コントロールされる人」の2種類しかいません。
お金に対しても、「コントロールする人」と「コントロールされる人」しかいないのです。
前回ご紹介した簡単なワークを実践してましたか?
では質問です。
昨日、あなたは何にお金を使いましたか? 財布には最初いくら入っていましたか? 今はいくら入っていますか?
この質問にすぐに答えられない人は、誰かにコントロールされている人です。
誰かって?
あなたの手を使って、あなたの財布から、あなたのお金を抜き出していった人です。
それは、ふと立ち寄ったお店の店員だったかもしれません、コンビニにある商品だったかもしれません、牛丼屋だったかもしれません、宝石屋だったかもしれません、Amazonだったかもしれません。
彼らは、あなたの財布から、より多くのお金を“移動”してもらうために、考えられるだけの手法を使って、あなたが無意識にお金を出すように仕掛けています。
無意識に行動してしまう、つまり「フレーム」を彼らは作り、あなたはその「フレーム」に無意識に従っているのです。
その結果、お金を“引き出される”ことに慣れてしまうのです。
誰かにコントロールされた世界から抜け出すには何が必要だったでしょうか?
そうです、「全部嘘法」です。
拙著「100の結果を引き寄せる1%アクション」 をお読みいただいたあなたはお分かりですね。
あなたが閉じ込められていた世界から脱するには、「もしかしたらこれは嘘ではないか」と疑うことなのです。
「これを買うのは当たり前」「これにお金を使うのは当たり前」「これをするのは当たり前」という考えを疑うことで、自分がどんな考えにコントロールされてきたかが分かるのです。
お金に困っている人は、お金を欲していない。
「お金に困っている」と相談してくる人は多いです。
その人の考えを深く掘っていくと、その人をコントロールしているコア・フレームにぶち当たります。
そのコア・フレームとは、「お金がなくてもいい」というフレームです。
お金に困っているのにお金を欲しくないなんて、そんなことあるのですか?
と、あなたは思ったかもしれません
しかし、これが事実なのです。
「お金に困っている」というのと、「お金を欲している」というのは全く別のフレームです。
逆に言えば、「お金がなくてもいい」というフレームがあるから、いつもお金に困っているのです。
「お金がなくてもいい」というフレームを持っている人の財布からは、常にお金が他人に流出しています。
「お金がなくてもいい」というフレームを持っている人は、1日に1秒もお金を稼ぐことを考えません。
それなのに、お金がなくなると「お金に困っています。どうすればいいの?」と迷うのです。
困る、迷う、というマインドと、欲しい、手に入れる、というマインドは天と地ほど違います。
その違いが分からないから、「お金に困っている」ことと「お金を欲している」ことが同じだと錯覚しているのです。
お金に 困らない 人は、常に「お金を欲している」し、「お金を得ること」を常に考えています。常にです。
「お金に困る」人は、お金を欲したり、お金を得ることを、悪いことだと考えています。
この完全に矛盾した考えから脱することができないため、いつまでたってもお金に困っているのです。
次の言葉を覚えてください。
「お金はいらない、と考える人は、今、お金があったとしても、必ずお金はなくなる」
「お金を欲する、と考える人は、今、お金がなかったとしても、必ずお金を得ることになる」
自分のコア・フレームとふさわしい現実を、必ず引き寄せることになります。
コア・フレームは、一瞬で変えることはできません。
徐々に、ゆっくりと変化させなければなりません。
1%アクションで、徐々に変化させるのです。
一瞬で、秒速で、あっという間に、変化さえるような話にだまされないでください。
そうやってだます人も、あなたの財布からお金を無意識に抜き出しているに過ぎないのですから。
鈴木領一拝