鈴木領一プロデュース 本と映画のレビュー共有SNS ススメル ▶

収入を左右する「お金のフレーム」

こんにちは、鈴木領一です。

ゴールデンウィークが終わりましたが、いかがお過ごしですか?

私は現在手がけている複数のプロジェクトが大詰めのため、ほとんど仕事をしておりました(^^)

おかげさまで素晴らしい企画が大きく前進しました。

いずれ、多くの人が知るようなプロジェクトに成長することでしょう。

時期が来ましたらまたら、あなたにもご案内いたします。

さて、今日は、「お金のフレーム」について解説します。

ビジネススクールを優秀な成績で卒業したAさんの、その後。

こんな人がいました。

起業を目指して有名なビジネススクールに通っていたAさん。

Aさんは東京都内の商社に勤めるサラリーマンです。

1年ほどビジネススクールに通い、合計100万円を費やしていました。

このスクールは全国的にも有名で、名だたる講師が揃っていました。

Aさんは真面目に通い続け、アメリカの最新のマーケティング理論やケーススタディを学びました。

カリキュラムの最後にはビジネスプランの立て方を学び、ビジネスプランコンテストにも参加しました。

Aさんは仲間とチームを組み、完璧なビジネスプランを作成し、プレゼンも完璧に行いました。

めでたくAさんはトップ賞を獲得し、優秀な成績でビジネススクールを卒業しました。

そしてAさんは起業を…しませんでした。

「まだまだ勉強が足りない」とAさんは言うのです。

そして現在、ビジネススクールの上級コースで、まだ勉強しています。

この話を笑えない人は多いでしょう。

「起業したい」「新しいことを始めたい」と言いながら、いつまで経ってもできない人が多いのです。

なぜでしょうか?

その原因の一つが、「お金のフレーム」なのです。

どんな知識を身につけても、「お金のフレーム」が変わらなければ収入は増えない

ビジネスに関する知識を十分すぎるほど身につけていたAさん。

なのに起業することを恐れていました。

それは、「本当にお金が取れるかどうか分からない」という不安でした。

起業して成功した人からすれば、「え?そんなことで?」と驚くような不安です。

しかし、私がこれまで観察し、コーチングでお悩みをお聞きしてきた経験から言っても、最も多い不安がこれでした。

子供の頃から養ってきた「お金のフレーム」を根底から変えない限り、お金をいただくための行為=起業をすることはできないのです。

たとえば、こういう人もいました。

起業したてのBさん。

Bさんはカウンセリングをすることを仕事として選びました。

以前勤めていた会社でも似たような仕事をしており、経験は十分にありました。

しかし、なかなか収入を得ることができません。

私に次のように相談してきました。

「私は有名ではないし、どれくらいの金額で仕事を受ければ良いかも分かりません。そもそもお金をもらえるのでしょうか?」

私は次のように答えました。

「お金をもらえる人は、お金がもらえると思っている人です。有名かどうか関係ありません。お金がもらえると考えてください」

そして私は「お金のフレーム」についてお話をしました。

Bさんが質問した内容に、すでに「お金がもらえないフレーム」が潜んでいたことに気付きましたか?

お金がもらえない、と考えている人の多くは、自分の中にある「お金がもらえないフレーム」に気付いていません。

そして、「知識が足りないからお金がもらえないんだ」と勘違いしています。

“知識”と“お金がもらえること”は全く別次元の話なのです。

人の「お金のフレーム」は、子供の頃の親からの影響が大きく、さらに社会人になってから就職した会社での影響でフレームが固定化されてしまいます。

そのフレームを変えない限り、決して一人の力ではお金を稼ぐことはできないのです。

「お金のフレーム」を変えるには、普段の生活で、お金に対する嘘を見抜かなければなりません。

自分が信じているお金に対する固定概念を疑うのです。

「お金のフレーム」を変える、簡単なワーク

たとえば、今日、あなたは何にお金を使ったか覚えていますか?

昨日はどうでしょうか?

覚えていないということは、あなたの財布からお金をもらった人のコントロール下にあるということです。

「お金のフレーム」を変えるとは、あなたが誰かの財布の中のお金をコントロールすることに他なりません。

「お金のフレーム」を変えるための最も簡単なワークがありますから、今日はそれを一つ教えましょう。

それは、お金を使った時に「負けた」と考えることです。

お金を使うたびに「負けた」と意識するようにすれば、自分からお金を持っていった相手の思考に気付き始めます。

相手のお金のコントロールにやられて「負けた」と感じるようになれば、相手がどのようにコントロールしているかが見えてきます。

これを日常化させていくと、お金は自由に行き交い、意識次第で大きくなったり小さくなったりするモノだということが分かるようになります。

お金は自分の財布や相手の財布を自由に行き交う“形があるようで形のないモノ”なのです。

お金の正体が分かれば、自分で自分に値段を付けることにも自由になれます。

とても簡単なワークですので、是非、試してみてください。

鈴木領一拝

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

思考力研究所所長、ビジネス・コーチ、ビジネスプロデューサー、一般社団法人「日本経営コーチ協会」アドバイザー
著書:100の結果を引き寄せる1%アクション他多数

■御連絡はこちらからどうぞ

目次