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人生を奪う、「ニセモノの講師」とは

こんにちは、鈴木領一です。

日に日に暖かくなってきました。

私の自宅の近所でも桜並木のつぼみが膨らんできて、少しずつ開花してきています。

春が楽しみですね。

さて、今日は「ニセモノの講師に気をつけろ」というテーマです。

あなたはセミナーによく行きますか?

自分が知らない知識やノウハウを学ぶにはセミナー参加はよい手段です。

しかし、気をつけなければ、「間違った知識」や「間違ったノウハウ」を身につけてしまい、人生の貴重な時間を失いかねません。

なぜなら、「ニセモノの講師」が多く、「嘘の情報」が平気で伝えられているからです。

セミナーという場は、容易に洗脳にかかりやすい場所です。

強い意識を持たなければ、講師の話す言葉をそのまま鵜呑みにしてしまいます。

では、「ニセモノの講師」とはどういう講師なのでしょうか。

一言で言えば、「やったこともないことを、やったように言う人」です。

たとえば、ビジネスをしたことがないのにビジネスを教える人、です。

え?そんな人いるんですか?とあなたは考えたかもしれません。

でも、本当なのです。

「これをやれば成功する」と言いながら、実際はまったくやったことがないのです。

講演では、さもやったかのように話をしますから、普通の人が見抜くのは難しいでしょう。

私はそのような「ニセモノ講師」をさんざん見てきましたので、少し話をするだけですぐに分かります。

今日は、あなたに、「ニセモノ講師」の見抜き方をお伝えします。

1.100%、必ず、絶対に、を多用する

ビジネスの成功に、「100%」も「必ず」も「絶対に」もありません。

ほとんどの場合、やってみて気づくことが多く、しかも時代やタイミングなどの諸条件でいくらでも成功確率は変化します。

それを読み解く必要性を除外して、「このノウハウで必ず…」ということはありえないのです。

非常に確率の高い人でも、ビジネス初期の成功確率は10%程度です。

2.他人の話の引用が多い

著名な「○○さん」が言っていた、有名な経営者の「○○さん」が言っていた、○○という本に書かれていた、というように他人の引用が多い講師は間違いなくニセモノです。

本物の講師は、実際に本人に会って話をしていたり、現場を実際に見ている人です。

会いもせず、現場も知らずに、他人の引用だけでノウハウを語る人はペテン師です。

恋愛もしたことないのに、恋愛論を語るようなものです。

3.独自資格を与えたがる

独自に資格制度を作り、その資格を得られれば成功する、というような洗脳をさせる。

たとえば、「○○カウンセリング資格」のように、カウンセリング技術を習得すれば○○カウンセラーのなれるといい、高額の受講料をもらうケースです。

しかし実際に資格を取った後にビジネスになることはほとんどなく、資格を取った“身内”同士の交流しかなく、さらに上の資格を目指してお金を払い続けるという循環に入っていきます。

以上が代表的な特徴ですが、まだまだ怪しいパターンはあります。

重要なのは、どんなに“偉い人”や“有名な人”であったとしても、「話半分」で話を聞き、自分の頭で考え、自分の目で確かめることです。

たったこれだけのことをやらないばかりに、「嘘情報」を自分の脳にインプットさせてしまい、簡単にニセモノ講師にコントロールされてしまうのです。

私の本でも紹介している「全部嘘法」は、このようなニセモノから自分を守ることにも使えます。

ニセモノに惑わされず、それを上回る見識を養うように、1%アクションを続けてください。

鈴木領一拝

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この記事を書いた人

思考力研究所所長、ビジネス・コーチ、ビジネスプロデューサー、一般社団法人「日本経営コーチ協会」アドバイザー
著書:100の結果を引き寄せる1%アクション他多数

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