こんにちは、鈴木領一です。
今日は宮崎県の都城市に来ています。
焼酎で日本一となった霧島酒造株式会社の取材でまいりました。
焼酎「黒霧島」で有名な霧島酒造ですが、どのように日本一になったのか、誰も知らない真実を探ります。
詳細に関しては記事として発表させていただきますので、あらためてご案内いたします。楽しみにしてください。
宮崎県都城市は、実は私の生まれ故郷。穏やかな環境の中でとてもリラックスしております(^^)
さて、前回、前々回と「テーマ」を決めることの重要性についてお伝えしました。
特別音声講座はお聞きいただけましたでしょうか。
https://suzuryou.com/wp-content/uploads/2014/12/141230theme.mp3
その後、続々と感想や質問をいただいております。
「これまで目標設定はしたことがあったけど、テーマを決めるという考えはありませんでした。斬新で楽しい方法だと思います」
という感想が最も多く、目標設定の時に感じていたプレッシャーから解放されたという方も多かったようです。
目標設定はどうしても「追われる」感覚がつきまとい、圧力も感じがちです。
しかし「テーマ」を決めるという方法ならば、長いスパンで「追いかける」感覚を持つことができ、楽しく未来に向かっていくことができます。
成功している人は間違いなく「テーマ」を設定しており、あなたの今年のテーマは何? と聞かれれば、必ず答えが返ってきます。
では、なぜ「テーマ」なのでしょうか。
少し難しい表現をすれば、「テーマ」は「目標設定」の上位概念であり、上位概念であるがゆえに、同時に多くの目標設定が可能になるのです。
例えば、私のテーマである「日本一を研究する」を例にあげてみましょう。
「日本一を研究する」というテーマ自体には具体性はありません。いわゆる目標設定とは異なるものであることはお分かりいただけるでしょう。
「日本一」という概念には、
「日本一の経営者」「日本一売れたもの」「日本一利用者が多いサービス」「日本一有名な人」「日本一○○した人」…などのように、多くのカテゴリーが含まれます。
いずれのカテゴリーにも絞り込まず、大きな枠組み(上位の概念)でくくることで、その時々、最も関心のあるものについて研究をすることができるようになるのです。
つまり、テーマでくくられた範囲で、いくらでも目標設定が可能になるというわけです。
ちなみに私のテーマ「日本一を研究する」の一つのアクションとして、今回の霧島酒造の取材があります。
「テーマ」をさらに昇華させれば「理念」や「ミッション」になります。
「理念を作りなさい」「ミッションを持ちなさい」ということを主張するコンサルタントなども多いのですが、なかなか見つからないことも多いはずです。
私も「理念」や「ミッション」を持った方が良いと主張する側ですが、そう簡単に見つかるものではないことも承知しています。
ですから、まずはライトな気持ちで「テーマ」を設定し、そこから徐々に「理念」や「ミッション」にさせていけばいいのです。
これが1%アクションです。最初から完璧を目指す必要はありません。
「今年はもう一度基礎を学ぼう」でもいいですし、「良い人と出会おう」でもいいですし、「芸術に触れよう」でもいいのです。
これまで関心があったけど、なかなかできていなかった“ちょっどだけ背伸び”するテーマを決めてください。
この「テーマ」設定法を駆使できるようになれば、常に自分を向上させ、常に自分を若い状態で維持することができるようになります。
停滞は精神的老化のはじまりです。
「テーマ」は精神的老化を防ぐ、メンタル面でのアンチエイジングなのです。
是非、楽しみながらトライしてください。
鈴木領一拝
「テーマ」についてもっと考えてみたい方は、2014年11月29日に行われた、1%アクションセミナーの内容を収録したCD教材セットをぜひどうぞ。