アメリカで検証された驚くべき結果

まずは次の画像をご覧ください。

「ロウソク問題」(The candle problem)

テーブルの上に、ローソク、画鋲、マッチがあります。

そこでクイズです。

ローソクに火を付けて、テーブルにロウがたれないようにロウソクを壁に取り付けてください。

さて、分かりましたか?

これは「ロウソク問題」(The candle problem)という有名な問題です。1945年に、カール・ドゥンカーという心理学者が考案しました。

答えは分かりましたか?

では答えを見てください。↓です。

「ロウソク問題」(The candle problem)

画鋲が入っていた箱を使い、箱を壁に固定し、箱の中にロウソクを立てれば良いのです。

多くの人が5分~10分で答えを見つけるそうです。

私が興味を持つのは、なぜ5分~10分もかかってしまうのか、ということです。

画鋲の箱を使うことに気付くまでに時間がかかっているわけですが、これこそ、「この箱は画鋲を入れるものだ」という固定観念=フレームが思考を邪魔した結果なのです。

では、↓の画像を見てください。

candleprob3

この画像を最初に見せて、先ほどと同じ問題を出すと、多くの人があっという間に答えを出すそうです。

画鋲が箱から出ただけです。

つまり、画鋲が箱に入っただけで「この箱は画鋲を入れるものだ」というフレームが勝手に動いてしまい、思考がストップしているという証拠です。

とても面白い実験です。

実はこの実験、もっと深い調査のために使われています。

「ホワイトカラーの創造性と生産性は報酬ではコントロールできない」という、これまでのマネジメントの概念を変えてしまう実験です。

その驚くべき実験についてダニエル・ピンクという人物がプレゼンしている動画がありますので、是非、ご覧ください。

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この記事の著者

鈴木領一(すずりょう)
鈴木領一(すずりょう)
思考力研究所所長、ビジネス・コーチ、ビジネスプロデューサー、一般社団法人「日本経営コーチ協会」アドバイザー
著書:100の結果を引き寄せる1%アクション他多数
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