今日のメールでは、とても怖い話をしたいと思います。
多くの人が人生を棒に振る魔法についてです。

長文ですが是非読んで下さい。

最近、コーチングをしていますと、かなり高い確率で「妄想型」のクライアントに出会います。

「妄想型」とは、実現しようとしない大きな夢を語るタイプです。

拙著「100の結果を引き寄せる1%アクション」でフェラーリを目標にしていた青年の話が出てきます。

あの青年も「妄想型」でした。

大きな夢を持つことは悪いことではありません。

しかし、それが自分が好きでもなく、望んでいないものであれば、一見魅力的に見える夢であっても、実現が不可能であるだけでなく、強烈な
ストレスを生む結果となります。

「妄想型」の人に、「今日は何をしましたか?」と聞くと何も答えることはできません。

もちろん、「昨日は?」「一ヶ月前は?」と聞いても何も答えることはありません。

本当にやりたいことならば、何もしない=0%アクションはあり得ないのです。

「ホテルのオーナーになりたい」
「起業して有名になりたい」
「年収1億円を実現して南国の島で暮らしたい」

もちろん、このような夢は叶えることはできます。
それが正しい夢実現のステップを経ているならば。

しかし、多くの人の場合、それが自分の望んだことでないため、何も行動せず、ストレスだけを生み出しているのです。

私の1%アクション・セミナーに参加された方はご存知だと思いますが、大きな夢の設定の前には、1%アクションのステップを踏む必要が
あります。

つまり、1%アクションを繰り返して、本当にやりたいことは何かを明確にするという段階です。

1%アクションで「違うな」と思えば、アッサリやめて次の1%アクションにチャレンジすれば良いのです。

行動できない人は、やめることを恐怖している人なのです。

やりたいことを見つけた人は、誰もその行動きを止めることはできなくなります。
24時間、そのことを考え、常に行動し続ける状態になります。

しかも、毎日が楽しくて仕方がなくなり、他人からみれば努力しているようにみえることも、何も苦もなくできてしまいます。

さらには、目標設定をしなくても望むことが次々に実現するという『フロー』の段階になります。

1%アクションは、そのための原点であり、普遍の法則なのです。

では、なぜ「妄想型」の夢を持つ人が多いのでしょうか。

私は20年自己啓発業界に精通し、自己啓発のレジェントであるナポレオン・ヒルも所属したアメリカのSUCCESS社と共同で自己啓発プログラムを開発した経験を持っています。

その間、3000名を超える人のフォローやコーチングを通じて、成功のパターンだけでなく、多くの人が陥る失敗パターンも熟知しています。

「妄想型」の人が生まれるプロセスは、いつの時代も同じです。

多くの場合、大きな夢を心にイメージできれば実現できる、という魔法のようなシンプルな手法を盲信しているケースです。

この方法がうまくいかない理由は、拙著を熟読した方は分かると思います。

大きな夢を持ったとしても、それが本当に自分がやりたいことでなかったり、自分が信じている世界の見方を変えることができなければ、必ず、もとの自分に戻ってしまうのです。

にも関わらず、「夢を心に描けば実現する」という手法のみを盲信し、それだけをやり続けて、現実世界では何も行動しないのです。

「妄想型」は常に新しい手法を探しており、自分を一瞬で変えてくれる魔法を追い求めています。

ですから、「夢実現のために、今日何をしましたか?」と聞いても答えられないのです。

では、「妄想型」は救われないのでしょうか?
いいえ、変わることができます。しかも劇的に。

「カフェのチェーン店で成功し有名になりたい」と言っていたクライアントがいました。彼に例の質問、「今日何をしましたか?」と聞いた時、彼は何も答えられませんでした。

そればかりか、カフェにあまり行ったこともなく、コーヒーの種類もドリップマシンについても何も知りませんでした。興味がなかったのです。
彼は間違いなく「錯覚タイプ」でした。

そこで私はコーチングを行い、彼が時計について非常に詳しいことに気づきました。腕時計が趣味で、特に中古の情報に精通していました。

彼はそれを単なる趣味としてとらえていたようですが、私は「これはビジネスになりますよ」とアドバイスしたのです。

その後、彼はできるところから少しずつチャレンジしていき、今では中古の腕時計販売で成功するまでになりました。

その間、彼は多くの苦難を乗り越えましたが、好きな事だったので辛抱強く乗り越えていきました。彼は「錯覚タイプ」シフトして成功したのです。

「好き」にはとんでもないパワーがあります。
人は好きな事には時間を忘れ、苦労も苦労と思わないのです。

「好きな事をしても食べていけないよ」という言葉は真実ではありません。
成功している人はみな、自分がやっていることが「好き」であり、だからこそどんな障害も突破してこられたのです。

松下幸之助さんの言葉で「成功したければ成功するまで続けること」という言葉がありますが、成功するまで続けるパワーの源泉は「好き」にあります。

逆に好きな事でなかったら少しの挫折で心が折れて諦めてしまうものです。
「食べていけるようになるには好きな事をしなさい」が本当の真実なのです。

人生を変えるには、今日一日のわずかな行動、1%アクションで良いのです。

それは、夢を妄想するだけで何もしない人よりも劇的に人生を変えてしまいます。

決して、「あっという間に人生が変わる」とか、「夢が簡単に実現する」とか、「○○するだけで夢実現」という魔法に惑わされないでください。

そういった魔法ビジネスの犠牲になってはいけません。

今、その魔法で人生を狂わされた人が増加しています。

20年、3000名の人生を観察した経験から断言できます。

人生に超即効性のある魔法はありません。

あるのは、時間はかかるが確実性のある正しいプロセスと考え方です。

あなたも1%アクションで、あなたの望む人生を発見してください。

 

“ The only way to do great work is to love what you do.
If you haven’t found it yet,Keep looking. Don’t settle. ”
Steve Jobs

いい仕事をする唯一の方法は仕事を好きになること。
まだそれを見つけていないのなら、探すのをやめてはいけない。安住してはいけない。
スティーブ・ジョブズ

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